おとなの夜学 "通過儀礼"としての柳ヶ瀬
柳ケ瀬。この言葉に私たちはたくさんの物語を思い浮かべます。自らが経験したことだけでなく、人生の先輩たちが経験してきた物語を何度も聞き、私たち岐阜市民の内には、柳ケ瀬の歴史が無数の人間達の物語として積層しています。そんな、広義の柳ケ瀬の文化的地層を可視化したような店が、美殿町でひっそりと営業を続けています。崩れそうな古民家の入り口には「RENTAL LIBRARY FIELD」の文字。ぎふメディアコスモスの大先輩にあたる私設貸本喫茶として1984年に創業し、今は喫茶店として町の文化的ハブになっています。 店内には過去この店を通して行き交っていた本たちがまさに文化的地層をなして積み上がっています。今回のおとなの夜学はこの店で、私たちがこのまちでおとなになるための「通過儀礼としての柳ケ瀬」について語り合います。今回の夜学は、出演者の語りではなく、会場参加型で進んで行きます。一人一人の柳ケ瀬、一人一人の物語。その集積がこのロマンあふれる街であることを確かめたいと思います。
注意事項
今回の夜学は「FIELD」での出張開催です。お間違いのないようお願いします。
本講座に関するFIELDへのお問合せはお控えください。
本講座では、会場でドリンクをご注文いただけます。
当日ご参加のみなさまにも、柳ヶ瀬でおとなに近づいた、通過儀礼だったなと思うエピソードや店舗の話をお聞きしたいと思っております。
案内人
田代 達生(たしろ・たつお)
カンダまちおこし株式会社(十六フィナンシャルグループまちづくり会社)代表取締役社長
1976年生まれ、岐阜市出身 東海高校、京都大学文学部卒
2017年名古屋大学経済学研究科修士課程修了。
1999年十六銀行入行。柳ケ瀬など支店や本部での勤務を経て、2017年十六総合研究所に出向(「飛騨国サテライト」立ち上げ)
2022年4月、カンダまちおこし株式会社設立とともに代表取締役社長に就任。
岐阜市、中津川、白川村、高山など県下各地の観光地域づくりをサポートしている。
長良川流域のまちづくりを手がける「NPO法人ORGAN」監事。
経済学修士(2017)、中小企業診断士(2005)。
趣味はローカル食堂探訪、ジョギング、サウナ、産業遺産探索。
FIELD(フィールド)
1984年12月オープン。柳ケ瀬の東、美殿町に店を構えて今年40周年を迎えるブックカフェ。旅の人から地元の人まで多様な人が訪れる。店主は映画や音楽アートにも精通する太田夫妻。店主の人柄に惹かれて通う常連さんも多い。創業時は貸本も行っており、現在もたくさんの本や雑誌が店の壁を埋め尽くしている。読書会などを開催できる小部屋もあり、岐阜の文化人に愛されるカフェ。
集合場所
FIELD
〒500-8182
岐阜県岐阜市美殿町27
最寄りバス停名
岐阜バス「柳ケ瀬」
◎駐車場について
店舗駐車場はありません。
※お車の場合は近隣のコインパーキングをご利用ください。
申し込み・問い合わせ先
みんなの森 ぎふメディアコスモス 岐阜市立中央図書館(総合カウンター)
058-262-2924
実施スケジュール
第1回
- 実施日時
- 2024/09/14(土) 13:00 〜 14:30
- 予約開始
- 2024/08/16 09:00
- 予約終了
- 2024/09/13 20:00
- 定員
- 16 / 20 人
- 備考
-
※Zoom配信はありません